ケアマネのためのより良いプランにするためのアセスメントのポイント

MENU

リアルニーズへと導く方法

ケアマネージャーは、こちらが聴きたいこと、確認したいことよりも、
まず、相手のいうことを聞くことが必要です。

 

なぜなら、課題分析は、利用者本人の主訴を入り口として展開するからです。

 

客観的情報は同じであっても、主観的情報は一人ひとり異なりますから、
ケアマネジメントでは、「今」、「ここで」生活している人をまず把握しなければなりません。

 

そして、「今」、「ここで」を把握するためには、
今までその人が生きてきた歴史を知ることがとても重要です。

 

とはいっても、利用者本人の要望だけを聞けばよいという子とではありません。

 

ケアマネジメントでは、身体的、精神的、社会環境、
その人の人・物・お金等の財産全てを含めた全ての能力である生活機能を
最大限に生かすことが重要ですから、
本人が自己実現できるような支援が必要です。

 

本人はもちろん、家族も初めての体験に驚いていたり、
強い無力感に苛まれていたり、悲しみに暮れていることもあるでしょう。

 

そのような状況の中、自分達だけでリアルニーズへたどり着ける人は
それほど多くないはずです。

 

「どうしたいですか?」と、優しく思いやりを持って聴いたとしても、
「困っている」、「元に戻りたい」、「良くなりたい」という漠然とした思いを
表現するのがやっとという状況が殆どです。

 

ケアマネージャーは、介護支援の専門家として、
初期の段階から、利用者本人が感じているニーズ(フェルトニーズ)に、
ケアマネージャーが持つ規範的ニーズ(ノーマティブニーズ)をすり合わせながら、
ご本人や家族の問題解決力を高めることが必要で、
リアルニーズへと導いて行くことが大切です。

 

そして、介護支援専門員には、
経験を積み、専門家としての分析能力等を開発することが求められますが、
同時に、本人が受け止めやすいような言語表現力、豊富な語彙、
本人が納得できるような説得力(説明力)も求められます。