ケアマネのためのより良いプランにするためのアセスメントのポイント

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リスクマネジメント

ケアマネージャーがリスクマネジメントを考えるとき、
ハインリッヒの法則やハインリッヒのドミノ理論は知っておくべき知識でしょう。

 

・ハインリッヒの法則

 

ハインリッヒの法則は、労働災害における経験則の一つとされています。

 

一つの重大な事故の背景には、29の軽微な事故があり、
その背景には300の異常があるという考え方です。

 

・ハインリッヒのドミノ理論

 

ハインリッヒのドミノ理論には、リスクは連続的に発生し、
最後のドミノが倒れて事故になるという考え方で、
どこかでリスクの連鎖をとめることができれば事故にならないと言う考え方です。

 

そして、連鎖をとめる取り組みを継続することが、
リスクマネジメントであると説いています。

リスクはゼロにならない

対価を得る労働の現場でも、事故が起こり、
その割合や危険性は高い現状があります。

 

ですから、
要介護者や要支援者を支援する介護現場での事故発生率は、
もっと高いものになる可能性があります。

 

つまり、リスクをゼロにすることはできないということです。

 

リスクをどのように取り扱うのか?ではなく、
どのように動くべきか?という実践がリスクマネジメントにおいて必要になってきます。

リスクの顕在化

まず、利用者の潜在化しているリスクを顕在化させましょう。

 

利用者が望む暮らしを達成するためには、
課題を設定し、目標達成に向けて取り組むことが必要です。

 

この目標達成に向けての取り組みの一つに、
介護保険サービスの利用があります。

 

日課に新たな介護保険サービスが加わることによって、
様々な反応が生じるでしょうし、変化が訪れます。

 

ケアマネージャーは、利用者さんの反応や変化を見逃さず、
適切に対応することが必要です。

 

また、自立支援の働きかけのためには、
顕在化・潜在化したリスクがあるということにも注目しなければなりません。

 

たとえば、「屋内を自立で歩行することができる」という目標を立てたとします。

 

しかし、この目標のなかには、「転倒」のリスクが潜んでいます。

 

さらに、身体面のリスクだけでなく、
本人に、精神的負担が生じる場合もあり、
よく考えてみると、いろいろなリスクがあることが分かります。

 

ケアマネージャーは、よりよく生活をすることができるための支援を心がけながら、
リスクについても十分配慮しなければなりません。

 

潜在化しているリスクを顕在化し、
予防お的な関与を実施するということも必要になってくるのです。

 

利用者さんの安全を守りながら、
健康的な生活の継続を支援するために求められるのは「多角的視点」です。

 

そして、リスクに対応するために必要なのは、
早いうちからの医療職との連携です。